【価格変更しました】 “やまは やっぱり そこにいて きは やっぱり ここにいる” この部屋に入ってふとよぎった、 絵本作家荒井良二さんの『あさになったのでまどをあけますよ』の一節です。見慣れた風景、窓の向こうは昨日も今日も変わらない。でも、今日しかない今しかない景色や空気がある。がらーんと何もないようで、だからこそ感じられることがある、そんな眺めです。
バルコニーにぐるりと囲まれた3方角住戸。南西側は自動車教習所跡地で広大な更地です。もちろん将来的に眺望が変わる可能性はありますが、現状は思わず感嘆の声が漏れる広い空。
更地の先が平坦な住宅街だったら味気なかったかもしれませんが、視線の先にあるのは緑が育つ丘。両手を挙げて、ぐーんっと伸びをしたくなる開放感があります。南西向きなので、夕暮れの美しさも期待できそう。
全居室バルコニーに面した3LDK。リノベ済みの内装は淡い色味のフローリングと白でまとめられたシンプルな仕様です。個室が2部屋で足りるようなら、引き戸をフルオープンにして20帖超えの大空間として使うのも良さそう。DIYで一角にデスクを設け、ワークスペースやお子さんの学習スペースにしたり、壁一面の本棚を造るのも素敵かもしれません。
日差しをたっぷり浴びて佇む大規模マンション。ゆとりある敷地内には滑り台や鉄棒があるプレイロットもあります。目が届く程よい規模感で小さなお子さんなら十分満たされそう。注目すべきはそこに並ぶ大きな桜の木々。ピンクに色づく春はもちろん、新緑の季節も楽しみです。
1977年竣工の建物は、華奢な手すりやアールを帯びたコーナー、ブラウンのアクセント使いなどレトロ好きをキュンとさせるディティールが随所に見られます。築年数は経過していますが、共用部は隅々まで綺麗に保たれています。宅配ボックスが備わっているなど、時代に合わせてアップデートされている点からも管理のよさがうかがえます。
マンションから徒歩2分にはスーパー「FUJI大船店」があり、買い物は駅前まで行かずとも十分事足りそう。ですが、大船駅東口には「駅前商店街」や「商栄会商店街」など活気ある商店が軒を連ねています。三崎漁港で獲れた鮮魚が並ぶ魚屋さんや、リーズナブルな大船市場がご近所なのは羨ましい限り。
家族で美味しいものを食べて、ぐっすり寝て、朝になったらまた窓を開けて1日が始まる。そんな日常が思い浮かぶ物件です。ありきたりなようですが、とても幸せな暮らし方だと思います。
※本物件は旧耐震基準の建物であるため、住宅ローンが組みにくい場合があります。 |