【価格変更しました】
「古家つき土地」の情報を知ると、古家の規模や状態、雰囲気がどんなのだろうと、私はいつも気になるのです。現地を見て周囲の雰囲気からこの建物は残した方がよいのではないかと、思ったのです。
おそらく昭和の時代に建てられたであろうこの家は、土地として売買されれば、取り壊しになる可能性が高いと思います。しかしこの味わいのある雰囲気。再利用できないかと。
フルにリノベーションして住居はもちろんですが、この場所の用途地域が第1種住居のため、付近の住民や自治会などに配慮した商業利用、たとえば民泊やゲストハウス、なども検討できるかもしれません。
玄関が家の中心にあるので、この引き戸をガラガラっと開けて暖簾をくぐって、みたいな何か和の趣を持った商売に使えそうと思うのです。
この物件、大町の水路がある道に面しており、周囲の住宅や街がレトロな雰囲気を醸しています。家の前には付近の住民で手入れをしていた花壇(作られた経緯は不明)があり、隣には歴史のある石碑が立っているのです。
また、前面の道路はこの家の前から狭くなっており、車1台が通れる幅のため通行量は少なめで、付近の住人の生活路になっています。現地に駐車場はありませんが、鎌倉駅からも平坦な道でバス停からも2分といった立地です。
そんな環境のためちょっとレトロな雰囲気で暮らしを実現したい、または人を呼んで何かご商売をされたい方にいいのではないかと思うのです。
すぐ後ろに横須賀線の線路があるため、日中は定期的に電車が走るのですが、このレトロな家の窓から電車を眺める体験ができるのもまた乙かと。
例えば外壁の板を柿渋で塗り、2階のベランダも塗り替え、玄関扉を木製に替えるだけでもグッと雰囲気は変わりそうです。内装はご自身のアイデアでフルに改装されてみてはいかがでしょうか
なんかこの物件、普通に土地売りとして取り壊されてしまうのなら、なんとかして救ってあげたい。街の雰囲気にあった使い方をできる方に所有していただきたいと思うのです。
軒下に植えられた梅がほころび始めました。満開になると通りゆく人々の目を楽しませてくれることでしょう。
※この物件は古家付土地としての販売ですので、建物の不具合や瑕疵はすべて免責となります。 |