ここは藤沢市内を流れる境川沿いにあるマンションの10階。水面をキラキラさせ優雅に流れる川の向こうには、こんもりとした新林公園の緑が。もっと先には、江の島とちょこんと建つシーキャンドルが望めます。
あいにく季節は冬で写真では伝わり辛いのですが、個人的な眺望のイチオシは川沿いに続く遊歩道の桜並木です。ピンクに色づく季節はもちろん、散りゆく花びらが舞って水面を漂う姿も、葉桜もそれぞれの美しさがあります。
マンションの立地は賑わう藤沢駅から徒歩8分にありながら、周辺は緑が多く穏やかな環境です。ちょうど対岸に小さな畑が見えるのもほのぼのしていて和みます。近所には緑豊かな公園が多く、お散歩コースは気分に合わせて選べそう。
日当たりのいい東南角住戸、窓辺の陽だまりがなんとも心地いいです。朝日で目覚めるのも贅沢ですが、寝室にしてしまうのはもったいない気がしました。リモートワークメインであれば、窓辺に特等席を設けるのはどうでしょう。
腰窓に面してワイドなデスクを置き、息抜きはふらりバルコニーへ。窓を開ければ南風がスーッと抜け、爽快なリバービューの景色が広がります。
室内は2LDKの間取りにリノベ済みとなりますが、抜けのある眺望と風通しの良さをより楽しみたいのであれば、ここからさらに改装するのがおすすめです。例えば、LDKと南東側洋室の間にある壁を取り、L字型に窓が連なる1LDKにするのも手でしょう。北西側の洋室は下枠の無い引き戸で仕切られているので、フルオープンにすれば大きなワンルーム感覚で、広々と暮らせそうです。
壁は取るのは大がかりだな、という場合には、少しだけ手を加えるのもいいかも。淡いグレーを基調としたクロス仕上げの壁を珪藻土で仕上げなおすとか。洗面室にオープン棚をつけるDIYをしてみたり、キッチンの扉だけ仕上げをやり直すなど、DIYのプチ工事だけでも少しやってみると楽しいと思いますよ。
1969年竣工のマンション。築年数は経過していますがオートロックが備わり、玄関ドア交換工事やサッシ改修工事などが実施され、しっかり管理されている様子です。
海までは川沿いを自転車で約15分。藤沢駅周辺は商業施設や飲食店が多く、ご近所で日常生活は十分満たされそう。東海道本線や小田急線を利用すれば、都内への通勤もスムーズです。生活スタイルを大きく変えず、都心から湘南エリアへ住み替えを検討している方におすすめです。
※本物件は旧耐震基準の建物であるため、住宅ローンが組みにくい場合があります。 |