縦長の長方形をしたマンションが多い中、本物件は横長の長方形をしています。東側に掃き出し窓がずらっと4つ。この窓の並び方が、私は好きです。それぞれの窓からは、奥行きのあるバルコニーへ出ることができ、特別眺望がいいということはないのですが、低層の住宅街を望み、日当たりも良いです。いまはそれぞれの窓の幅で壁を造って洋室を3部屋、そしてリビングというように間仕切りがされているのですが、どうでしょう。
東側に大きな掃き出し窓、ということは朝の時間がきっと気持ちいいはず。それならば、壁を抜けるところは抜いて、もっと光が入るように間仕切りをし直してみたくなります。
リビングと隣の洋室の間の壁が取れたら、その分ゆったりとしたリビングダイニングに。家族が集う特等席となりそうです。そして、洋室2部屋は壁を取り払い、間仕切りは間仕切り家具やパーテーション的な引戸としてみてはどうでしょうか。
可変的な間取となって、子供に個室が必要な時期には仕切って個室に。将来は繋げて大きな一部屋に。と、家族の変化に対応するように計画し直すのです。
浴室やトイレなどは西側の窓があっても小さい方に集中しており、これは新しいものに交換済のため、あえて水まわりにまで手を加える必要はないように思います。予算が余ったら、洗面台だけでも造作でやり直してもいいかも、くらいです。
キッチンについては、好き嫌いが別れそう。現状ではこもり感があるキッチンスペースです。料理に集中したいタイプの方なら、むしろこのままで。いや、オープンなキッチンの方が気持ちがいい、という方は壁が抜けるかを検討し、キッチンの位置についても見直してみては。
リビングの床も、壁を抜くならやり替えたいのですが、なんと床暖房が付いているということなので、これはやり替えるか悩むのですが。無垢材にすればむしろ暖かさは確保できるかも、と期待しつつ。いわゆるリノベーション済み物件ですが、表面的な化粧の部分をやり替える程度で、すんなりと自分らしく住めそうな素材となる物件だと感じました。
物件までの道のりは、辻堂駅の西口から商店街である浜竹通りをテクテクと歩く感じ。ほぼ平坦なので自転車もいいです。辻堂でもこちら側は、茅ヶ崎エリアの雰囲気がありのんびりとした印象です。
ちょうど駅と海の間くらいの位置で、海までは自転車で6分ほどという距離感。辻堂らしくまちの便利さと自然への近さを感じられます。ペットも飼育可(細則有)なので、ペットと一緒の移住にもおすすめします。 |