賃料：

16万8,000円

面積：

130.22㎡

北鎌倉は今日も良い気候の中、周辺の寺院やカフェに立ち寄ったりする人がたくさんいました。あふれる自然の中を散歩するだけで気持ちがリラックスできそうです。

物件は、明月院の通りを進みます。この通りは、どの時期に来ても季節ごと異なる表情を魅せており、「鎌倉らしい」趣を感じることができます。

自然環境だけでなく、その自然と調和した建物たちも素敵です。それらはカフェなどの飲食として開かれているところも多くありますので思いっきり鎌倉を味わえる場所です。

私も川や緑などの自然に目を配りながら物件まで歩いていたので、歩調が自然とゆったりになってしまいます。そのため駅から物件までは、表記の16分の頃にようやく明月院あたりまで来ました。

さて、さらに道を進むと、少し人が「まばら」になってきて建物よりも自然の割合が増えたなと思った頃にコンパクトな住宅団地が現れます。この団地のキワに物件はあります。

登坂も相まって駅から来ると程よく息が弾みますが、ウォーキングと思えばちょうどよい距離です。その住宅団地の一番上まで登ると、さらに細い登り坂の通路が現れます。

ここから家4件分登ると物件です。至る通路はスロープ状になっているので電動自転車でも進入可能ですが、漕ぐのは難しいくらいの傾斜です。

ここからはウォーキングというより、ハイキングの雰囲気となります。それもそのはずで、実際に物件の方向からランナーやハイキングの格好をした方々と多くすれ違いました。この道は天園ハイキングコースの出入口のひとつです。

天園ハイキングコースは別称「鎌倉アルプス」のルートとも呼ばれ、これが結構きつくスニーカーなどで挑むと痛い目にあってしまうくらいです。

そんなアルプスの出入口で、大きな岩などを登らなければならない様な過酷な道が現れたところで物件がありました。明月院あたりのまったり、のんびりした雰囲気はいったいどこに行ってしまったのでしょう。息が上がってしまいます。

物件を見る前は車が入れない物件なので、あまり改修工事などもされてなく、来年で築50年を迎える物件なので、相当な年代物と覚悟していましたが、中に入るとちょっと意表を突かれました。

建物はこまめにメンテナンスされてきたのが色々なところに伺い知ることができます。外には10年ほど前に導入したであろう、大きい給湯システムなどがあり、一体どの様にしてここまで運んできたのだろうかと不思議でなりません。

いずれにしても室内は、前回は面白い方が住んでいたのだろうと想像できる名残がいくつもありました。天井を抜いて小屋裏があったり、薪ストーブを入れたり、庭の木にロープを下げてブランコしたりと周囲に家が少ないことを利点に楽しめるだけ楽しんでいる様な雰囲気。

床や壁などには修補しなければならない箇所は多々ありますが、こんなに自由で自然の中で暮らしていると、あまり細かいことは気にならなくなるのかもしれません。

駅からはウォーキング感覚で、さらに登ろうと思えばハイキングとして、家自体も楽しい空間となっている。カッコつけずに自分だけのアルプス暮らしを楽しみましょう！