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思いがけず、富士山 |
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家と家の間を迷路のように続いていく坂道を歩いていると、どこか懐かしい感覚になるのは、故郷の長崎の街に少しだけ似ているからなのかもしれません。車が入ってこれないという不便さが逆に魅力を引き立てて、この町並みを残してくれているんだろうと感じます。 最近だと「港町カスタムが馴染む頃」や「四丁目の夕日」でも紹介している小坪4丁目。このエリアの魅力については相当語られているので、ここでは割愛しますが、何度来てもワクワクする場所です。そんなエリアの中腹に位置するのが今回の物件です。 坂道を登りきるまでは後ろを振り返るまいと頑なになっていましたが、玄関前に到着してようやく振り返ると、期待していた以上の眺望が広がっていました。手前に広がる逗子マリーナ、そして江ノ島。さらには予期していなかった富士山までもがくっきり。それでも周囲に遮られ全貌はまだ明らかになっていません。 急いで2階へ駆け上がり雨戸を開けると、そこには遮るものが何もないパノラマビューが広がっていました。右に丹沢山地、左には伊豆半島を従えて、センターにどっしりと構える富士山。下にちょこんと江ノ島が浮かんでいるのがなんとも愛らしい。さらに逗子マリーナ1号棟から8号棟までを一望できるという賑やかな構図。家と家が密集しているエリアにあってこの眺望は貴重です。 古家付きの土地としての募集となるため、天井、壁、床、建具、開口部とほとんどの箇所で傷みがあり相当な改修が必要となりそうです。建替えという選択肢もありますが、柱の見えている部分はまだまだ使えそうな状態だし、木彫りの欄間や磨かれた床柱など、活かせそうな素材は残しつつ手を加えていきたいものです。 個人的にやりたいのは海のある1階西側に窓を取り付けること。今は床の間と押入れがあり西側には1つも窓がありません。1980年代の航空写真を見てみると、この家が建てられた当時は隣家と近接していたので、そのせいかもしれません。今は前の敷地に家が建っていて、1階からは真正面に海は見えないものの、物件は一段高い位置にあり、かつ現状は間に庭があるため圧迫感もなく陽当たりも良さそうです。 いっそ反対側にある奥まったキッチンも西側に移動させてしまうというのも気持ちいいかもしれません。夕日に染まる空や町並みを眺めながらの料理時間は、これまで以上に楽しいものになるはずです。 最後におすすめの散歩スポットをご紹介。家から徒歩1分の場所に175段の石段がある天照大神社という神社があります。ものすごい勾配ですが、93段目辺りからは木々の間から富士山がチラリ。緑に囲まれた社殿は厳かな雰囲気。多少の息切れは覚悟で挑戦してみてはいかがでしょう。 ※この物件は古家付土地としての販売となりますので、建物の不具合や瑕疵はすべて免責となります。 建物面積:81.15平米 木造2階建 築年:1977年 |
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2階和室|この角度からでも窓の眺望がいいことがわかります |
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外観|ミントグリーンの外装が馴染んでいます |
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1階リビング|元々は畳の敷かれた和室だったのでしょう。欄間の保存状態は良さそうです。 |
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2階からの眺望 |
>>大きな地図で見る  |
価格 | 1,980万円(税込) | 専有面積 | |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 逗子市小坪四丁目 | ||
交通 | JR横須賀線「逗子」駅 バス10分 「小坪」バス停 徒歩6分 JR横須賀線「鎌倉」駅 バス13分 「小坪海岸」バス停 徒歩5分 |
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建物構造 | 所在階 | ||
築年 | 土地権利 | 所有権 | |
土地面積 | 126.68㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種住居地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/200% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/公共下水/都市ガス | ||
備考 | ペット可/地目:宅地/現況:空室/引渡時期:相談/駐車場無/宅地造成工事規制区域/準防火地域/景観法/土砂災害警戒区域(一部土砂災害特別警戒区域)/再建築時はセットバック及びレッドゾーンにより約21.42平米が後退となります/一部の構造物、樹木等の越境あり | ||
情報修正日時 | 2023年11月19日 | 情報更新予定日 | 2023年12月13日 |
